昨日、野営飛行舎の湯口さんがフェアバンクスに到着。
ネナナ近辺の山火事の影響でフェアバンクスはスモッグにまみれていて、案の定飛行機も遅延。ジェットだから問題ないだろうと勝手に想像していたけど、影響受けるもんなんですね。
Alaska Coffee Roastingにてお茶を飲みながら近況報告をした後、僕のアパートにて湯口さん制作の”アラスカ極北飛行”DVDを一緒に鑑賞。編集やDVDのパッケージングからおまけ写真まで、全部湯口さん自身がこなしていて、細かい所まで手を抜かないでこだわりを持って作業されているなぁと、本当に感心しました。
DVDは、湯口さんの写真と、僕や湯口さん自身が撮影した動画をうまく繋ぎ合わせてあり、野営飛行舎がアラスカでどんな活動をしているのか、このDVDを見ればたちどころに分かるものでした。独学で映像編集を学んで、43分もの長い作品をまとめてみせるというのは、すごいなぁと思います。個人的には、自分がビデオカメラマンとしてのみ作品に携わった初めての作品(自分がビデオを回して監督もして、というのは数本作っている)なので、人が作る作品に携われたという喜びが、見ていて沸々とわいてきました。
一緒に鑑賞していると、「おお、この風景は、あのガタガタとハスキーが揺れまくって、酔いがきつくて、死にそうだった場所じゃないですか!!」とか、「あ、この写真の場所、僕しらないから、この時、僕は寝てたんだな。。。」とか、そういう出来事が思い出されて楽しかったー。ハスキーからの風景って、ハスキーを操縦している湯口さんと、乗せてもらっている人の二人だけでしか共有できないんだけど、カメラやビデオ機器でその場面を切り取って保存しておいて、写真展とかDVDとかの形で多くの人と共有できるというのは、素晴らしいことだなぁと思いました。
それから、日本人のカメラマンさんが切り取るアラスカの風景画って、かなり冬のオーロラ写真が多いと思うんです。それで、日本人の人ってアラスカは寒くてオーロラが綺麗っていうイメージをすごく強く持っていると思うんだけど、それってほんの一部に過ぎない部分だと思う。湯口さんのDVDを見ていて、夏や秋のアラスカの風景がかなり収録されていて、こういう冬じゃないし、オーロラがメインじゃない、アラスカの風景をちゃんと紹介する人って、あんまりいないんじゃないかなぁって思いました。
以下のYoutube映像は、そのDVDのプロモーションビデオだそうです。購入は、湯口さんのサイトにて申し込めるそうです。
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